谷山に移転し4年目を迎えた鹿児島県立盲学校で第108回卒業式と第61回修了式が厳かに挙行されました。
ご卒業・ご修了なさったのは,小学部1名,中学部6名,高等部普通科4名,同じく保健理療科2名,高等部専攻科理療科5名,同じく専攻科保健理療科4名の合計22名の方々でした。本当におめでとうございます。
なお,ご卒業・ご修了なさった方々の中には,学齢の方から,60歳を迎えられた方まで年齢層も様々でした。盲学校の場合,学齢者だけでなく,成人生徒の入学も可能です。また,まったく見えない方だけでなく,弱視の方も入学することができます。
もし,盲学校へのご入学をお考えの方がおられましたら,一度,盲学校へお問い合わせください。
なお,当会の会長である清藤会長も来賓として臨席しました。
平成27年2月15日(日)・16日(月)の両日,大分センチュリーホテルを会場に開催された第68回九州盲人福祉大会(大分大会に当会からも6名が出席しました。
なお,大会スローガンは,「目指そう安心・安全な町」,「実現しよう合理的配慮があたりまえの社会」でした。
大会の日程は以下のとおりでした。
第1日目 2月15日(日)
10:00 〜 10:30 監査会
10:30 〜 12:00 理事会
12:00 〜 13:00 受付
13:00 〜 14:45 分科会
15:00 〜 17:00 代議員総会
17:00 〜 17:10 諸連絡
17:15 〜 18:10 青年部並びに女性部会議
18:30 〜 20:30 交流会
第2日目 2月16日(月)
九州盲人福祉大会
9:00 〜 10:00 受付
10:00 〜 10:45 第1部 式典
10:55 〜 11:10 第2部 議事
11:15 〜 11:50 第3部 記念講演
11:55 〜 12:05 第4部 閉会行事
大会に参加された方々本当にお疲れさまでした。
鹿児島市視覚障害者協会に所属する会員のうち,吉野地区,上町地区,甲東地区,盲学校地区,平野・千石地区,草牟田地区,下伊敷地区,伊敷地区,特別地区の9地区では,2年に1回の割合でお互いの親睦と融和,情報交換を目的に親睦会を開催しています。
本年度は,2月15日(日)の午前11時30分から午後2時までの予定でホテルタイセイアネックスを会場に開催されました。
大分での九盲連大会と重なったり,インフルエンザの流行などで参加者に多少の変動はありましたが30名の会員が参集しました。
午前11時30分からは,開会の挨拶,会長挨拶の後,日ごろ困っていることなどについて情報交換をしました。
路上の横断歩道の白線が薄くなっている所があるので当局へ相談してほしいとか,バスの時刻表が高い位置にあり視認しにくいので何らかの工夫をしてほしいなどの外出時に生じる困難点などが出されました。
午後0時からは,懇親会へ入りました。吉留氏の乾杯の後,運ばれて来る山海の美味に舌鼓を打ちながら杯を重ねつつ,和気藹々の中,お互いの融和を深めることができました。
あっという間の2時間でしたがとても楽しい時間を過ごすことができました。
午後2時となり,叶さんの万歳により会はお開きとなりました。参加くださった方々本当にありがとうございました。
当会の青年部では,2月11日(祝日)に指宿市の「井手農園」でイチゴ狩体験を開催しました。
春は名のみの寒い気候ではありましたが会員や,その家族などおよそ30名が参加しました。
交通機関は貸切バスを利用し中央駅から出発しました。
午前中は「イチゴ狩」を行い,昼食は情報交換会をかねて指宿市の国民休暇村指宿にて昼食・交換会を開催しました。
午前中の「イチゴ狩」も,午後からの昼食会・交換会共にとても有意義な体験となりました。
第13回ふれあいコンサートと第9回音楽部発表会がハートピアかごしまの多目的ホールを会場に盛大に開催されました。
第1部のふれあいコンサートでは,フルートとピアノの共演,メダカの子ども合唱団&マミーズの方々の合唱,ピアノソロ,絵本朗読,コールはらら合唱団のコーラス,コールはららとメダカの子ども合唱団の共演など多彩なコンサートとなりました。
春は名のみのとても寒い1日でしたが,演奏されたフルートによる春の曲,子どもたちの元気いっぱいの歌声,美しいピアノの音色,ユーモアいっぱいの絵本の朗読,コールはららの方々のコーラスとトーンチャイムの演奏など至福の時を過ごすことができました。本当にありがとうございました。
第2部の音楽部発表会では,音楽部の大正琴の演奏,カラオケ,和琴の演奏,きずな館の人々によるハーモニカ演奏,同じくきずな館の人々によるコーラス,盲学校の卒業生とOB職員などで結成している合唱団「絆」のコーラス,全体合唱などがありとても充実した発表会でした。
当会では,年に2回予定されているパソコン等の講習会のうち第2回目の講習会を2月1日に開催しました。とても寒い朝でしたが県内各地から受講を希望なさる方々がハートピアかごしまへ参集しました。
今回の講習会では,パソコンとプレクストークの取り扱いについて講習を受けられた方が3名おられました。
パソコンについては,Webへのアクセスの方法を中心に,プレクストークについては,録音や再生など基本的なことについての講習でした。
次年度も講習会が予定されています。受講を希望なさる方は当会の事務局へお問い合わせください。
第25回桜島杯(STT大会)が当会体育部の主催でハートピアかごしまの体育館を会場に開催されました。
当日は,熊本県および宮崎県からの選手,鹿児島盲学校の選手を含む45名が出場しました。
なお,成績は以下のとおりです。
全盲男子 第1位:立山選手
第2位:尾島選手
第3位:鵜木選手
全盲女子 第1位:中宮選手
第2位:広島選手
第3位:桑代選手
弱視男子 第1位:小園選手
第2位:赤塚選手
第3位:木村選手
弱視女子 第1位:小園選手
第2位:松村選手
第3位:歌津選手
シニアの部では
全盲男子 第1位:富中選手
第2位:古市選手
全盲女子 第1位:内司選手
第2位:木場選手
第3位:加治屋選手
でした。入賞なさった皆さまおめでとうございます。
次年度は,当県で九州大会が開催されます。更に練習を重ねられ,すばらしい大会になりますことを心から祈念します。
鹿児島市視覚障害者協会で恒例の1日レクリエーションがありました。
今年の参加者は例年の参加者以上に多く,180名がJR九州バス4台に分乗して出発しました。
午前8時20分には港大通り公園に集合し8時50分には出水市にある鶴観察センターへと出発しました。途中トイレ休憩などをはさみながら11時には到着しました。
あいにくの雨でしたがセンターの2階展望室からは多くの鶴を観察したり,いろいろな展示品の説明を受けたりすることができました。また,雨音の合間を見て鶴の鳴き声が聞こえてきました。
なお,この日の鶴の飛来数は1万4378羽でした。
その後,鶴丸会館に移動し昼食となりました。地元の山海の珍味を味わうことができ,とても満足でした。
昼食後,長島の道の駅「だんだん」で多くのお土産品を手にした人々はバスへ乗り込み帰路に着きました。
雨天であったことが少し残念でしたが,多くの人々とふれ合い語り合う事ができとても楽しい時間を過ごすことができました。
計画してくださった方々,協力してくださった多くのボランティアや同行援護従業者の方々本当にお世話になりました。ありがとうございました。
11月23日・24日の両日,第16回広島おりづる杯に初めて参加しました。
試合の結果は以下のとおりです。
初日である23日は香川県チームと対戦して3対2で勝ち,愛媛県チームと対戦して2対2で引き分けました。両チームとも対戦した事のない相手で手強いチームでした。
翌24日は広島県チームと対戦して6対2で負けてしまいました。さすがは全国大会準優勝チームでした。
その後,徳島県チームとも対戦し13対0で勝ちました。
総合成績は,勝ち点12で,2位になりました。
貴重な体験が出来来年以降に弾みがつきます。6年後の鹿児島国体優勝を目指して頑張っていきます。今後とも皆様のご声援,ご協力をよろしくお願いします。
当会の第4回の理事会が本日午前10時から午後3時までハートピアかごしまの3階和室において開催されました。
会長挨拶の後およそ以下のような議題について話し合われました。
1 経過報告
(1)事務局より日常業務報告
(2)Webサイトについて
(3)活字会報のレイアウト等について
(4)組織強化のための方策について
(5)次年度のリーダー研修会について
(6)同行援護従業者養成研修会を終えての反省
(7)経理状況について
(8)九州女性部研修会の決算報告等
2 同行援護従業者派遣事業等の事業の実施について
3 物品販売事業等について
4 12月から3月までの各部の活動について
5 相談役と顧問の委嘱について
6 事務局員の採用について
7 補装具(白杖)販売の件 でした。詳細につきましては,議事録にてご確認ください。
霧島市牧園町の高千穂地区公民館で当会が主催する「福祉の集い」が開催されました。
当会の会長以下,役員ら関係者13名が現地入りし,地元からは会員やその付添いなど14名が集まり合計27名で盛大に開催されました。
会長の挨拶の後,当会の現状報告,霧島市地区における現状報告がなされ,その後に意見交換会となりました。
当会は,県内における各市町村の会が集まった団体連合会型式となっているため,各市町村での会の結成が更に増えて行くことが期待されます。
意見交換会も午後1時には終了し,その後は懇親会となりました。数10年ぶりにお会いする方もおられ,和気藹々の中,会は3時にお開きとなり,帰途に着きました。
とても有意義な会でした。当会の会員数はおよそ530名で,県内に住んでおられる視覚障害者手帳所有者の数からすれば組織率はわずか6%です。この組織率を高めることが当会の使命でもあります。次年度も県内のどこかで開催することになると思います。その節には多数の方々のご参加を心からお待ちいたします。
第14回全国障害者スポーツ大会「長崎がんばらんば大会」は1日,諫早市の県立総合運動公園陸上競技場で開会式が行われ,開幕した。
全国から約5500人の選手や役員団が参加。当県からも選手や役員団78人が30日の県庁での結団式の後長崎入りした。
当県の選手のうち,視覚障害関係は,サウンドテーブルテニス(視覚障害者のための卓球)で前田選手と中宮選手,ジャベリックスローとソフトボール投げに日高選手と愛甲選手,フライングディスクに木村選手,800m走とソフトボール投げに吉原選手の6名が出場した。
なお,各人の成績は以下のとおりである。
前田久男選手 南九州市知覧町 サウンドテーブルテニス 金メダル
中宮恵子選手 南さつま市加世田 サウンドテーブルテニス 金メダル
日高房雄選手 熊毛地区 ジャベリックスロー 金メダル ソフトボール投げ 銀メダル
愛甲龍輔選手 薩摩川内市 ジャベリックスロー 金メダル ソフトボール投げ 4位
木村彰彦選手 鹿児島市 フライングディスク 4位
吉原 勉選手 鹿児島盲学校 800メートル走 銀メダル ソフトボール投げ 銀メダル
以上大変好成績でした。今後の更なるご活躍を心からお祈りいたします。
10月4日(土)から11月1日(土)までの5日間にわたって開講された当会主催の「同行援護従業者養成講座」の閉講式が行われました。
当会が同講座を主催するのは初めてのことであり,最初はとまどう場面もありましたが日を追うにつれ講師陣と受講生が一体となった極めて充実した講習会となりました。
閉講式に当たり,当会会長の清藤郁雄より受講者全員に収了証書が授与されると共に5日間のご苦労をねぎらいました。
今後,当県において同行援護従業者としてご活躍いただく訳ですがどうぞよろしくお願いいたします。
この研修会にかかわってくださったすべての方々,そして受講生の皆様,早朝から夕方までの5日間にわたる研修会は本当にお疲れさまでした。
谷山に移転して4年目を迎える鹿児島県立盲学校で,恒例の文化祭を開催しました。
小学部から高等部専攻科までの全児童生徒46名が舞台発表のほか,作品展示と即売,あん摩,オイルマッサージ,鍼等の実演,PTAバザーなどを行いました。
舞台発表では,小学部,中学部,高等部普通科,理療科からそれぞれ劇が発表されたり,筝曲部の琴の演奏,音楽部の吹奏楽の発表などみんな力いっぱい取り組んでいました。
なお,午前中の舞台発表には,同校の卒業生とOB職員で結成している合唱団「絆」も特別出演しました。
会場を訪れてくださった方々が児童生徒の演技や作品,実演等に心からなる拍手を送ると共に強い感動受けて学校を後にされました。ご来校くださった方々ありがとうございました。
当会では,10月19日(日)に鴨池にある鹿児島市心身障害者総合福祉センター(ゆうあい館)において例年の福祉機器展に替えて本年は福祉機器研修会として実施しました。一部は業者の方にもお願いしましたができるだけ会員が中心となっての実施となりました。
音声拡大読書器(よむべえスマイル)やデイジー録音・再生装置(プレクストーク),卓上型拡大読書器,音声血圧計といったなじみの品のほかに,振動式光チェッカー,振動式時計,音声を聴きながらテレビやラジオの予約録音ができるICレコーダー(ラジオサーバーポケット),タブレット端末で使用できるOCRソフトであるパシャットリーダー,iPhoneやiPadなども研修しました。
他の場所で開催される行事もあったため参加者数が心配されましたが,およそ70名の方が会場を訪問され,熱心に研修しておられました。
このホームページを通じても新しい機器など紹介して行きたいと思います。
ご参加くださった方々ご多用な中ありがとうございました。
第42回九州視覚障害者STT大会が宮崎県立明星視覚支援学校(旧:宮崎県立盲学校)を会場に開かれました。
当大会では,毎年のように上位の成績をもたらす当会の選手団ですが,本年も以下のようなすばらしい成績を挙げました。
1日目(11日)の団体戦では,1回戦が福岡市と対戦して4対1,2回戦は宮崎県と対戦して3対2,決勝戦では福岡県と対戦し4対1で当県が勝ち,団体優勝を飾りました。
2日目(12日)は個人戦で立山さんが全盲男子で優勝,中宮さんが全盲女子で準優勝,弱視女子では脇園さんが準優勝,上原さんと外園さんがそれぞれ第3位でした。
中宮さんは長崎で11月1日から開催される全国障害者スポーツ大会での活躍も期待されています。また,当大会は来年度は当県での開催が決定しています。更なる活躍とすばらしい大会の実施を期待しています。
台風19号の襲来をテレビのニュースが報じる中での大会でしたが出場なさった方々本当にお疲れさまでした。
第27回九盲あはき研修会が開かれ,薩摩川内市の小松さんがガイドヘルパーさんと参加されました。なお,全体の参加者は70名程度でした。
1日目(10月4日)
会会行事
講演T 演題:「あはき業界の中央情勢」
講師:時任基清氏(日本あん摩マッサージ指圧師会会長)
講演U 演題:「ベッドサイドにおける呼吸器疾患の診察とその治療」
講師: 飯田康隆氏(中津市鍼灸療院開業 )
代表者会議 各団体あはき代表者
議題としては 無免許問題や保険取扱いや各県における助成関係についての意見交換でした。
2日目(10月5日)
講演V 演題: 「認知症高齢者への支援」
講師: 吉田知可氏(大分県高齢者福祉課)
閉会式 受講修了証授与
今回の当県からの参加は独りだけで非常に少ないでしたが,情報の交換や交流にとても良い機会と思います。より多くの方々のご参加を希望します。
なお,研修会の開会式,三つのご講演につきましては,九盲連衛藤会長のご配慮により,当サイトへ掲載させていただきました。
同行援護従業者養成講座が12名の受講生を集めて10月4日より始まりました。
会場である中央駅近くの勤労者交流センターには午前9時に受講生と講師陣が参集しました。
開講式では,開会の挨拶の後,会長挨拶,受講上の注意事項などの後,早速11月1日までの5日間にわたる養成講座へ入りました。
受講生は熱心に講議に聴き入っていました。当事者団体による当県で初めての養成研修会です。すばらしい同行援護者になられ,活躍なさることを心から祈っています。
9月21日にハートピアかごしまで,「ミャンマーで出会った我が友」という演題で塩崎真也さんの講演会がありました。雨天にもかかわらず,100名近い聴講者が参集しました。
清藤会長による開会の挨拶と講師紹介の後,早速講演が始まりました。
2001年に栃木県立盲学校に理療科の教員として就職します。ある日,生徒たちに,「君たちの夢は何ですか?」と尋ねたところ,逆に「先生の夢は何ですか?」と聴かれてしまいます。
「私の夢は君たちがあん摩マッサージ指圧師,はり師,きゅう師の国家試験に合格することだ。」と応えますと,「そんなに小さな夢ですか?」といわれてしまいました。
それをきっかけに,米国の大学へ留学することを決意します。5年間の猶予期間を設け,英語やその他の準備を始めます。そして,もし5年後に留学できるレベルに達していなければあきらめようと決めました。
彼の努力が続きます。2007年1月に日本を後にします。彼が留学したのは,オハイオ州にある大学でした。オハイオ州は米国の北東にあり,渡米した当時は−30度にもなる日がありました。
渡米する途中で,米国という所は,自身から声を挙げないと何もしてもらえない所であることを,すでに悟ります。そして,3年間の努力が始まったのです。
留学した大学が一般大学のため,プロジェクターを使用した授業が中心でした。そのような中,自身で工夫し,どのようにすれば授業を理解できるだろうかと悩んだりもします。
もともとインクルーシブ教育が盛んな米国のこと,音声教科書は準備されています。しかし,音声だけでは,英語の単語のスペルなど非常に理解しにくいものでした。そこで,テキストファイルをもらったり,ノートテイキングをお願いしたり,クラスメイトに尋ねたりの日々でした。
インクルーシブ教育のため,障害学生支援室も充実しており,そことの契約でノートテイキングをしてくれる同級生がいます。また,ノートテイキングをした学生は就職にも優利であるという話は日本にも取り入れたら良いなあと思いました。
努力の結果,大学を卒業できることになった頃,日本から1通のメールがやってきます。
そのメールには,ミャンマーで視覚障害者の職業的自立をサポートするプロジェクトがあり,協力してくれる人はいないだろうかというものでした。
留学中に多くの途上国の人々に支えられたことを思い,この時こそがご恩返しができるチャンスだと思いましたが,当時のミャンマーは国状が安定せずそのプロジェクトへ参加することを周囲の多くが反対しました。
しかし,人が行きたがらない所ほど援助を必要としているのだという硬い信念のもと,ミャンマーへ行くことを決意します。2010年2月のことでした。
ミャンマーは人口がおよそ5千万人で,視覚障害者の数は30万人から40万人はいるのではないかといわれています。
そんな中,盲学校の数が8校であり,在籍者数はわずか数100人といわれます。また,職業的な自立はほとんどできておらず,竹細工や占いなどをやって生活の糧を得ています。
職業的自立の手段として,日本のようにマッサージを取り入れることはできないだろうかと始められたのがこのプロジェクトです。
このマッサージの技術を広く普及させるには,マッサージを教える先生を養成することだとして,教員養成のための学校を創立しました。
3年間の努力の結果,多くの卒業生が全国で活躍するようになりました。
詳細につきましては,ご講演の内容を本サイトへアップしました。どうぞお聴きいただければ幸いです。
当会で恒例となっている一泊研修旅行でイカ料理で有名な佐賀県呼子町へ行ってきました。
日ごろの行いの良い人たちばかりだったからでしょうか?14日と15日の両日共晴天に恵まれました。旅程に従って,楽しかった2日間を振り返ってみたいと思います。
第1日目は,8:00に中央駅を出発し,空港から乗り込む人々の待つ鹿児島空港へ向かいました。9:10には,大隅半島をはじめ,空港からの乗車を希望している人々も乗り込み我々を乗せた霧島観光バスは一路佐賀県にへと走り始めました。
途中,何ヶ所かのSAに立ち寄りながら,13:00には昼食のため玄海荒磯御膳マリンセンターさかな村で昼食となりました。さかな村だけに,海の珍味がたくさんテーブルに並びました。
その後,14:00には日本三大松原の一つ虹の松原を車窓から見学,14:30〜15:10には,唐津城(別名舞鶴城)を見学し,天守閣まで登りました。
更に,15:30〜15:50には,炭坑王高取伊好の旧宅旧高取邸の大きな建物を見学しました。一つ一つの部屋の広さにみんなびっくりしていました。
16:10〜16:50には,くんちの曳山展示曳山展示場を見学しました。
その後,わずかばかりの旅の疲れを感じながら,17:30に呼子湾岸にある和風旅館呼子海辺の宿「清力」へ落ち着きました。
その後,お風呂に入り,旅の疲れを兪やす人,呼子湾の周辺を散策する人など,夜の懇親会までの時間をそれぞれに過ごしました。
19:00に始まった懇親会では,新鮮な海の幸がテーブルいっぱいに並び参加者全員を迎えてくれています。
宴は,武元氏の乾杯の音頭で始まり,隣席の人との歓談や酒のやりとり,自己紹介などの後,希望者によるカラオケの発表がありました。日ごろからのどを鍛えている人ばかりで,すばらしい歌声が会場に響きわたりました。
21:00には,みんなで歌った高校3年生の後,お開きとなり,それぞれの部屋に帰って二次会となる人,外へ出て周辺を散歩する人などとても楽しい時間を過ごしていました。
魚港の朝は早く,第2日目を迎えました。
8:30には,朝食を済ませ,旅館を出発しました。8:40〜9:40には,日本三大朝市呼子朝市通り散策です。地元の人々がたくさんの品々を持ち寄り並べています。イカ,サザエ,アワビ,サカナ等々全部買って帰りたいぐらいでした。
9:50〜10:20には,鯨組頭中尾家屋敷に入り,見学しました。横に4メートルもありそうな鯨の下顎骨も触察できました。
その後,車窓から伊達政宗陣跡を見学し,名護屋大橋をわたり,10:40〜11:10に県立名護屋城博物館を見学しました。触察できる品が多く,また,学芸員の方のわかりやすい説明に感心しました。
12:00〜12:40には,昼食のため,イカ活造定食グルメ海舟に入りました。イカを食べる旅行の最後の食事です。
その後,おみやげを買ったり,バス内での飲み物を購入したりして,両手にたくさんの荷物をかかえて帰路に着きました。
3連休の3日目ということもあり,高速道路は少し混雑していましたが,事故もなく,全員元気で17:00には,途中下車のため空港へ着き,18:10には中央駅西口に到着しました。
とても楽しい1泊2日の旅行でした。また,来年も実施されることになっています。行ってみたい所などございましたら,当会の事務局へご連絡いただければ,計画を立てる時の参考にさせていただきます。
ご参加くださったみなさまお疲れさまでした。
当会が実施する「同行援護従業者養成研修講座」の受講者の募集要項と受講申込書を「お知らせ」の欄に掲載しました。
なお,募集要項,受講申込書のどちらもダウンロードすることが可能です。
第46回九州盲女性研修会が7月27日(日)と28日(月)の両日にわたり,ホテルブルーウェーブイン鹿児島において開催されました。
一昨年までは,「九州盲女性研修大会」という名称であったものが,昨年より「九州盲女性研修会」となり,各県持ち回りで開催,本年度は当県が当番県で下記の内容・日程で実施されました。
九州各県から約150名の盲女性並びに関係者が一堂に会し,学識経験者の公園・会員の貴重な体験発表等々,有意義な研修会となりました。
なお,今回のスローガンは
★作ろう!障害者に優しい地域社会
★広げよう!手と手を繋げば,女性部の和 でした。
7月27日(日)の午後には,まず開会行事が行われ,主催者の挨拶として九州盲人会連合会会長の衛藤良憲氏,同女性部長岩崎敏子氏が挨拶に立ち,歓迎の挨拶として,鹿児島県視覚障害者団体連合会会長清藤郁雄と同女性部会長木塲紗代子が歓迎のことばを述べ,その後来賓挨拶として日本盲人会連合会女性協議会会長新城育子氏氏が挨拶に立たれ ました。
第1部では,講演があり,「できることを見つめて楽しく生きる」という演題で鹿児島国際大学福祉社会学部社会福祉学科並びに大学院福祉社会学研究科教授蓑毛良助先生がご講演くださいました。
第2部は,レポート発表で,テーマ:「私の夢・希望・思う事」という内容で参加した各県代表が力強く発表しました。
なお,座長は,福岡県と当県の代表が勤めました。
また,助言者は,日本盲人会連合女性協議会会長の新城育子氏,九州盲人会連合会会長の衛藤良憲氏,そして当県視覚障害者団体連合会会長の清藤郁雄が担当しました。
発表者は以下のとおりでした。
夢 共に走り続ける 北九州市 妹尾真由美さん
私の希望 福岡県 山根まゆみさん
私の夢 福岡市 福沢陽子さん
私の思うこと 佐賀県 大田文子さん
私の夢 長崎県 佐藤順子さん
「私の夢」 熊本県 山村美佐子さん
夢 沖縄県 前田芳江さん
私の夢 ー共生社会を目指してー 鹿児島県 山之内トミエさん でした。とてもすばらしい発表をありがとうございました。
なお,17時10分から18時10分の間に部長会議がありました。また,18時30分から20時30分には懇親会が行われ,当県の山海の珍味と,いも焼酎を御堪能いただき,仲間の和が更に深まりました。
次に,2日目である7月28日(月)には,9時30分から50分の間に,鹿児島市の地域活動支援センターきずな館でハーモニカの合奏を行っているグループによるアトラクションがあり,その後,九州盲人会連合会衛藤良憲氏による講話がありました。
第2部では,リフレッシュ体操があり,硬くなった筋肉をストレッチしていました。なお,講師は鹿児島国際大学非常勤講師の山元良江先生でした。
閉会式では,感謝の挨拶として,鹿児島県視覚障害者団体連合会女性部長木場紗代子がお礼のことばを述べ,次期開催県女性部挨拶として福岡県の代表が挨拶をしました。
最後に,閉会の挨拶に立たれた日本盲人会連合女性協議会会長新城育子氏は,今後の研修会のあり方に関し,「レポート発表」と同時に,九州各地の盲女性部の「演芸発表を計画しては」との提案あり,次年度の福岡県研修会での再会を約して盛会裏に大会を終了しました。
当研修会の開催にあたり,多方面よりご協力・ご尽力くださった方々に心から感謝いたします。ありがとうございました。
全国の視覚障がい者やその関係者が大分県に一堂に会し,視覚障がい者を取り巻く様々な課題について意見交換を行い,視覚障がい者の自立と社会参加の促進を図ることを目的に第67回全国盲人福祉大会が5月29日(木)から31日(土)の3日間にわたり大分県のホルトホール大分を会場におよそ1000名の参加者を得て開催され,当県からも清藤会長をはじめ多くの会員が参加しました。
会の内容の詳細については,7月発行の会報にて報告されますが,簡単に紹介しますと
5月29日(木) 12:00〜17:00 理事会/評議員会等
5月30日(金) 10:00〜17:00 全国盲人代表者会議/意見交換会/分科会等
5月31日(土) 9:00〜12:00 全国盲人福祉大会(大分大会)
(9:00〜9:30) ウェルカムアトラクション
(9:45〜10:50) 大会式典
(11:00〜12:00) 大会議事